サイバーエージェント子会社、ブログが及ぼす購買への影響など調査する「ブロガートレンド研究所」を発足
株式会社サイバーエージェントの連結子会社で、バズマーケティング専門会社の株式会社サイバー・バズは31日、ブロガー全般のトレンドを調査およびブログ市場の現状把握と活性化を目的に、「ブロガートレンド研究所」を発足した。
プロジェクトでは調査対象を当社運営サービスに登録するブロガーに限定、ブロガーならではの意識や動向を調査する。
また、調査対象をブロガーとすることで、調査結果のブログでの波及効果も期待でき、個人による情報発信時代により対応した調査プロジェクトとなる。
第1回調査として「ブログが及ぼす購買への影響」に関してのアンケートを実施。
ブログ閲覧者の90%が「商品・サービスを紹介しているブログ記事を閲覧した経験あり」という結果を得た。
ブログで紹介された商品・サービスに興味を持ち、ブログ閲覧後に商品を検索するというユーザーは50%、さらに約16%は店舗へ行った経験を持つことから、ブログによる商品・サービスの感想やクチコミは閲覧者の興味喚起を促し、検索行動につながりやすいと考えられる。
ブログ上で紹介された商品を購入した経験があるユーザー35%、購入した商品単価の中で1番多い価格帯は「3,000円~5,000円未満」で31.5%となった。
次いで多かったのは「1,000円~3,000円未満」で衝動買いが可能な低関与商材が多いと考えられる。
調査は全国10~60代の「CyberBuzz」「BlogScouter」会員およびその読者ブロガー。
調査期間2009年8月17日(月)~8月21日(金)。