フルスピード、2021年3Q決算はコロナの影響でアドテク事業が大きく低迷

株式会社フルスピードは、2021年4月期第3四半期の連結業績(2020年5月1日~2021年1月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :147億1900万円(前年同期比 8.6%減)
営業利益   :6億1300万円( 同 23.1%減)
経常利益   :6億900万円( 同 22.9%減)
四半期純利益 :2億7900万円( 同 42.0%減)

インターネットマーケティング事業においては、国内ネット広告市場の堅調成長を背景に、サービス拡販やDX領域への参入、収益性・生産性の向上を目的とした構造改革を実施したが、新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう旅行業界等の需要低迷の影響を受け、事業売上高は62億6358万円(前年同期比0.9%増)、セグメント利益は3億5824万円(前年同期比6.6%減)と低調だった。
アドテクノロジー事業においては、パフォーマンスマーケティングプラットフォーム「afb」「Webridge」などを展開したが、こちらも新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う店舗型広告顧客案件の需要低迷の影響を受け、事業売上高は98億3161万円(前年同期比12.5%減)、セグメント利益は4億9920万円(前年同期比40.9%減)と大幅な減収減益となった。