博報堂DYHD、2021年3Q決算は上半期業績からは大幅に回復するも前年から利益半減
株式会社博報堂DYホールディングスは、2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :8830億3800万円(前年同期比 17.3%減)
営業利益 :188億6000万円( 同 50.0%減)
経常利益 :214億200万円( 同 46.2%減)
四半期純利益 :90億9100万円( 同 71.2%減)
第3四半期に入ってインターネットメディア、新聞、クリエイティブなどで回復傾向が見られたが、前年実績を上回るには至らなかった。また4マスメディアはすべて前年同期実績を下回った。得意先業種別でも、すべての業種が前年を下回るり、特に「交通・レジャー」「自動車・輸送機器・関連品」が大きく落ち込んだ。
これらの結果、売上高は前年同期比17.3%減となった。販管費の抑制を進めたことで、営業利益同50.0%減、経常利益同46.2%減と、大きな減少だったが、上半期業績からは大幅に回復した。
四半期純利益は、株式会社リクルートホールディングス等の株式売却による投資有価証券売却益が前年同期より76億7500万円減少した反動で、さらに落ち込んでいる。