デジタルガレージがスイス「1plusX」と資本業務提携 Cookie不要の広告配信を開発へ
株式会社デジタルガレージは、スイスの著名データプラットフォーマー1plusX AGとの資本業務提携を発表した。子会社でデータ関連ソリューションを提供する株式会社BI.Garageを通じて、日本・アジア地域での広告事業を共同展開する。
1plusXのデータプラットフォームは、欧米の厳しいプライバシー規制に準拠するとともに、独自開発の機械学習エンジンにより、Cookieを利用せずに顧客データ分析・コンテンツ分析・ターゲティングを可能としている。改正個人情報保護法が成立するなど、今後日本でも、これまで以上にプライバシーの保護などが求められるため、こうした“ポストCookie”“クッキーレス”の時代に対応した次世代型広告プラットフォームの普及を目指す。国内28社の有力メディアとの連携も展開する。
デジタルガレージとBI.Garageは、1plusXが保有するデータプラットフォームの日本独占取り扱い権ならびにアジア地域の優先権を獲得したとのこと。なお出資は、BI.Garageと、株式会社大和証券グループとの合弁会社DG Daiwa Venturesを通して出資を行う。