スペースシャワーネットワーク、音楽配信を視野に事業を拡大するも大幅な売上減で赤字転落 2021年3Q決算
株式会社スペースシャワーネットワークは、2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :86億2400万円(前年同期比 29.9%減)
営業利益 :マイナス2億6500万円(前年 1億8300万円)
経常利益 :マイナス1億700万円( 同 2億1900万円)
四半期純利益 :マイナス2億2100万円( 同 1億5700万円)
コロナ禍の中、恒例の野外フェスティバル「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER」の特別番組を制作し、中国テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループの音楽系プラットフォームにて2020年12月より配信。また音楽デジタルディストリビューション事業「FUGA」を運営するオランダのINDEPENDENT IP B.V.とは合弁会社設立で株主間契約を締結するなど、音楽配信を視野に事業を拡大した。
一方、コンセプトカフェ運営を行うインフィニア株式会社と「バーチャルあっとほぉーむカフェ」を2020年11月よりスタートするなど新たなビジネス企画を推進した。
しかしながら売上高は前年同期比29.9%減と低迷。営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年より悪化し赤字に転落し、減収減益となった。