トランス・コスモス、2021年3Q決算は増収増益 収益性改善で営業利益7割増
トランス・コスモス株式会社は、2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :2468億9700万円(前年同期比 7.3%増)
営業利益 :132億2300万円( 同 69.6%増)
経常利益 :135億6800万円( 同 76.2%増)
四半期純利益 :86億2500万円( 同 41.0%増)
国内においては、Hero Towers Limitedが開発・提供するバーチャル接客ツール「HERO」のサービス提供を国内独占で開始。さらに、データ活用型マルチチャネルアウトバウンドの提供、AIチャットボットの品質を調査する「チャットボットAI-IQ診断」の提供を開始した。サービス体制・組織強化の取り組みとしては、コンタクトセンター向け音声認識ソリューションの新版「transpeech 2.0」をリリースしたほか、デジタルマーケティング部門を集結させた新オフィス「渋谷ファーストタワー」も開設した。
海外においては、中国の子会社が在宅コンタクトセンターサービスの提供を開始。台湾子会社においても在宅コンタクトセンターサービスの提供を開始している。
これらの結果、売上高が前年同期比7.3%の増収となるとともに、収益性の改善や大型スポット業務の獲得などにより、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は大幅な増収となっている。