スターツ出版、2020年3Q決算は減収減益 電子コミック等は好調ながら送客事業が低迷
スターツ出版株式会社は、2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :29億1100万円(前年同期比 17.8%減)
営業利益 :マイナス1億4600万円(前年 3億6200万円)
経常利益 :マイナス6300万円( 同 4億5400万円)
四半期純利益 :マイナス7900万円( 同 3億0600万円)
東京マーケティングドメインの「厳選店舗マーケティング」は、「オズモール」の成功報酬型の送客サービス「オズのプレミアム予約」の売上が、第2四半期からは緩やかな回復傾向にあるものの、前年同期と比較して大きく減少。「体験価値マーケティング」も、雑誌およびWeb広告の掲載、イベントの中止・延期、雑誌の発行見合わせ等が発生したことにより、前年同期と比較して売上高が減少した。この結果、ドメイン売上高は14億4500万円(前年同期比39.4%減)、営業損失はマイナス4億7000万円(前年同期は、1億2900万円の営業利益)となった。
投稿コンテンツドメインについては、書店の休業等により、女子小中高生向けの紙の文庫本等の売上が影響を受けたが、電子コミック「ベリーズコミックス」の売上が好調に推移したことや「ベリーズ文庫」等の電子書籍の売上が堅調に推移したことで、ドメイン売上高は14億6500万円(前年同期比26.7%増)、営業利益は3億8700万円(前年同期比26.0%増)となった。