インプレスHD、2021年2Q決算は増収増益 電子コミックや音楽分野のプラットフォーム事業が好調

株式会社インプレスホールディングスは、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :67億8500万円(前年同期比 3.3%増)
営業利益   :6億3300万円( 同 55.1%増)
経常利益   :6億6700万円( 同 50.0%増)
四半期純利益 :4億7900万円( 同 39.3%増)

書籍の返品減少や電子出版が好調に推移したことに加えて、国内向け受託案件やIT分野のターゲット広告が増加した。一方、コロナ禍における新刊刊行の遅れや出版広告の減少等による雑誌事業の減収、イベント・セミナーの開催数の減少等で、コンテンツ事業の売上高は前期並みの55億4600万円に留まった。一方プラットフォーム事業については、電子コミックプラットフォーム事業や音楽分野の楽器マーケットプレイス「デジマート」が好調に推移し、売上高は前期比25.7%増の13億4100万円となった。
これにより、全体の売上高は、前年同期比3.3%増。売上原価の減少等による収益性の改善により、営業利益・経常利益は大幅アップとなった。