博報堂、マーケティングに脳科学を活用 深層心理専門チームを発足
株式会社博報堂は18日、生活者の潜在意識や深層心理をアプローチする専門チーム「Hakuhodo B.B. Buyology」(博報堂ブレイン・ブリッジ・バイオロジー)を結成した。
博報堂では以前より、商品・サービスなどに対する言語化されづらい生活者の意識を把握し、役立てていくために、ZMET調査や五感を使ったワークショップ手法など、右脳と左脳を行き来する「ブレイン・ブリッジ・プログラム」を推進してきた。
2009年4月にはニューロマーケティング・コンサルティングを専門とする米国ニューヨークのBUYOLOGY Inc.(マーティン・リンストローム会長、ゲーリー・シンガーCEO)との業務提携も実現している。
チームは、製品やデザインの開発、広告・WEBの評価・開発、ブランド戦略立案などのクライアントの様々な課題に対して、発展途上にあるニューロマーケティングの可能性と限界を正しく認識したうえで、倫理面での対応も行い、適切な方法や協力会社を選択してプロジェクトを設計・運用し、応えていくことをミッションとしている。
社内クリエイター・リサーチャー・コンサルタント・プロデューサーなど、領域が異なる多数のメンバーが参加しており、幅広いサービスを提供することが可能となる。