フルスピード、2021年1Q決算は減収減益 新型コロナで旅行業界等の需要が低迷

株式会社フルスピードは、2021年4月期第1四半期の連結業績(2020年5月1日~2020年7月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :48億7400万円(前年同期比 10.1%減)
営業利益   :1億7100万円( 同 26.4%減)
経常利益   :1億6600万円( 同 29.8%減)
四半期純利益 :1億0100万円( 同 26.4%減)

インターネットマーケティング事業においては、DX領域への参入や収益性および生産性の向上を目的とした構造改革を実施したが、新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう旅行業界等の需要低迷の影響を受け、事業売上高は19億7826万円(前年同期比5.2%減)、セグメント利益は7406万円(前年同期比15.0%減)と減収減益だった。
アドテクノロジー事業においては、国内のパフォーマンスマーケティングプラットフォーム「afb」に加えて、グローバルのパフォーマンスマーケティングプラットフォーム「Webridge」を展開。BtoBマーケティング支援型のDSP「ADMATRIX DSP」を自社ブランドで展開したが、こちらも新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう店舗型広告顧客案件の需要低迷の影響を受け、事業売上高は34億0756万円(前年同期比13.1%減)、セグメント利益は1億9740万円(前年同期比31.7%減少)と低迷した。