電通デジタル、ECサイト向け運用型広告最適化ツール「Kommerz」提供開始 第1弾はAmazon広告
株式会社電通デジタルは、ECサイトの運用型広告を最適化するツール「Kommerz」（コマーズ）の提供を開始した。
Googleなどの検索連動型広告が広告配信の最適化を実施させているのに対し、ECサイトにおける運用型広告では、運用担当者が広告配信結果を分析・判断する必要があった。「Kommerz」は独自のアルゴリズムで、過去の広告配信データと掲載中の広告パフォーマンスの状況を統計分析し、最適な入札戦略や予算アロケーション、キーワードの追加、停止を推奨することが可能。運用担当者は、管理画面において「Kommerz」から推奨される入札戦略や、追加・停止キーワードの提案などを活用し、KPI達成に向けた意思決定を画面上で実行できる。さらに、顧客の購買行動分析から購買と親和性の高いキーワードを検出し、その結果を反映させた推奨キーワードを運用担当者に提供することもできる。
第一弾として、Amazon広告での導入を行っており、実証テストではROAS（広告費用対効果）が最大で約280％向上したという。キーワードの入札や追加停止など、広告運用にかかる時間も約75％削減されたとのこと。
