クロス・マーケティングG、新型コロナで国内外の事業が制限され2020年2Q決算は減収減益
株式会社クロス・マーケティンググループは、2020年12月期第2四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年6月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :77億0000万円(前年同期比 12.6%減)
営業利益 :1億6600万円( 同 60.8%減)
経常利益 :1億8600万円( 同 45.6%減)
四半期純利益 :3200万円(前年 マイナス9億5500万円)
リサーチ事業については、顧客企業の事業活動が制限されたこと等により、リサーチ案件の中止・延期が発生。特にオフライン調査においては案件数が大幅に減少した。海外子会社においても、各国主要都市で都市封鎖措置・外出規制等が実施され、活動が大きく制限された。こうした状況を踏まえ組織体制の見直しも実施したが、事業売上高は59億7000万円(前年同四半期比14.9%減)、セグメント利益(営業利益)7億3900万円(前年同四半期比15.4%減)に留まった。
ITソリューション事業については、第1四半期に続き、大型の受託開発案件への対応のためリソースが集中したものの、株式会社クロス・コミュニケーションを中心に前年同四半期を上回る売上高を計上した。一方でセグメント利益(営業利益)については、大型案件対応による影響等により、前年同四半期を下回り、事業売上高は17億1100万円(前年同四半期比0.7%増)、セグメント利益(営業利益)は6100万円(前年同四半期比61.9%減)となった。
その他の事業は、事業売上高は3億6900万円(前年同四半期比3.2%減)だったが、粗利率管理の徹底、各種費用の見直し等により、セグメント利益(営業利益)は8200万円(前年同四半期比54.9%増)となった。