新潟放送、2021年1Q決算は減収減益で利益がほぼ消失 放送事業が大きく落ち込み

株式会社新潟放送は、2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :38億5000万円(前年同期比 6.1%減)
営業利益   :800万円( 同 94.5%減)
経常利益   :4500万円( 同 76.0%減)
四半期純利益 :9500万円( 同 32.4%減)

放送事業は、収益の柱であるスポット広告が大幅に伸び悩み、ラジオ収入・テレビ収入ともに前年同期を下回った。その他の収入も、新型コロナで前年同期を大きく下回り、事業売上高は11億4700万円(前年同期比30.4%減)となり、営業損益はマイナス6900万円と前年の利益1億3500万円から赤字に転落した。
情報処理サービス事業は、医療分野ならびに民需分野における継続案件が順調に推移。新型コロナで営業活動を見直したことが経費削減につながり、事業売上高は24億8800万円(同9.0%増)で、営業利益も5800万円と161.9%増となった。
建物サービスその他事業は、施設管理部門・不動産収入が減収だったが、工事管理部門が増収。事業売上高は3億4200万円(同8.2%増)、営業利益1900万円(前年同期300万円の損失計上)だった。