インプレスHD、2021年1Q決算は前年から利益3倍に コンテンツ事業・プラットフォーム事業ともに好調

株式会社インプレスホールディングスは、2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :29億6900万円(前年同期比 6.2%増)
営業利益   :3億2200万円( 同 208.4%増)
経常利益   :3億4000万円( 同 186.0%増)
四半期純利益 :2億5400万円( 同 192.4%増)

コンテンツ事業については、雑誌の季刊化の影響等に加え、コロナ禍における新刊刊行の中止、広告収入の減少、イベントやセミナーの開催見送り等があったが、書籍の返品減少や電子出版の堅調推移、国内向けの受託案件の増加、IT分野のターゲット広告等の増収がそれを上回り、事業売上高は23億1600万円と、前年同期より増加した。
プラットフォーム事業については、電子コミックプラットフォーム事業や楽器マーケットプレイス「デジマート」が好調に推移し、事業売上高は6億9600万円と、こちらも増加した。これらの結果、売上高は前年同期比で6.2%増となった。
営業利益についても、増収に加え、売上原価および販売管理費の減少等による収益性の改善により、前年より大幅に増加し3億2200万円となった。経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益もほぼ3倍に達している。