朝日放送グループHD、新型コロナが全事業に打撃を与え大幅減収で赤字に 2021年1Q決算

朝日放送グループホールディングス株式会社は、2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :153億5300万円(前年同期比 20.7%減)
営業利益   :マイナス6億7200万円(前年 5億9800万円)
経常利益   :マイナス5億1100万円( 同 7億7700万円)
四半期純利益 :マイナス3億5300万円( 同 4億8600万円)

放送事業の売上高は、主力のテレビスポット収入が大きく減少。ハウジング事業の売上高も、休園・休館期間の出展料減額対応等があり、減収となった。同様にゴルフ事業の売上高も、来場者の減少により減収と、全事業が新型コロナウイルスの影響を強く受け、前年同期比でマイナス20.7%の減収となった。売上原価、販管費も減少したが、減収分をカバーするには至らず、利益が大きく減少し、営業損失・経常損失・親会社株主に帰属する四半期純損失を計上した。