乃村工藝社、新型コロナによる店舗休業の影響で2021年1Q決算は大幅な減収減益
株式会社乃村工藝社は、2021年2月期第1四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年5月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :259億9700万円(前年同期比 17.4%減)
営業利益 :13億9200万円( 同 46.2%減)
経常利益 :14億3900万円( 同 45.8%減)
四半期純利益 :7億6600万円( 同 55.1%減)
当期間においては、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、関係者の身体・生命の安全を最優先とすることとし、原則として施工中の作業所における工事の停止、勤務形態を原則在宅勤務とするなどの対応を行った。
事業別では、ディスプレイ事業においては大型案件があった専門店市場、博物館・美術館市場の売上が増加したが、多くのプロジェクトの完了が延期となったため、主に百貨店・量販店市場、広報・販売促進市場、余暇施設市場、その他市場において売上が減少。事業売上高は259億円(前年同期比16.1%減)、営業利益は14億6500万円(前年同期比42.3%減)となった。
飲食・物販事業においては、多くの店舗が臨時休業や営業時間短縮の対応を行ったことから、売上高は9600万円(前年同期比84.8%減)、営業損失は5700万円(前年同期は6500万円の営業利益)と大きく打撃を受けた。