フルスピード、2020年決算は増収減益 アドテク事業がネットマーケの不調をカバー

株式会社フルスピードは、2020年4月期(2019年5月1日~2020年4月30日)の業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :211億5800万円(前年同期比 2.9%増)
営業利益  :10億7400万円( 同 13.9%減)
経常利益  :10億8200万円( 同 9.0%減)
当期純利益 :6億7300万円( 同 18.5%増)

インターネットマーケティング事業においては、ソーシャルマーケティングを軸にサービス拡販に注力するとともに、事業構造の転換を推進した結果、事業売上高は81億7146万円(前年同期比8.7%減)となった。
アドテクノロジー事業においては、パフォーマンスマーケティングプラットフォーム「afb」に加え、グローバルのパフォーマンスマーケティングプラットフォーム「Webridge」を展開。BtoBマーケティング支援型のDSP「ADMATRIX DSP」でも顧客満足度向上に取り組んだ結果、事業売上高は146億4734万円(前年同期比5.8%増)となその他事業の売上高は6億3218万円(前年同期比5.7%減)だった。
これらの結果、売上高は前年並みを維持したが、利益は減少傾向となった。