PR事業などを手がけるサニーサイドアップ 平成21年6月期業績予想を修正
株式会社サニーサイドアップは11日、平成21年7月30日に公表した、平成21年6月通期の業績予想を下記のとおり修正した。
売上高は前回発表から変更なく58億8900万円、営業利益は前回発表から400万円マイナス(5.2%減)の7400万円、経常利益は前回発表から500万円マイナス(7.1%減)の6600万円、当期純利益は前回発表から1300万円マイナス(99.9%減)の0となった。
取引先である株式会社モックが平成21年8月3日に破産手続き開始の決定を受けたことにより、前回発表時に一般債権として認識していたその他債権(10百万円)を全額、貸倒引当金として計上することとしたこと、平成20年6月期の従業員賞与について、国税局より法人税額等の更生の決定を受けたことにより、法人税、住民税及び事業税に12百万円を計上したことを、今回の修正の理由としてあげている。
また同社は11日、平成21年6月期決算を発表した。
連結業績では、売上高は58億8900万円(前期比13.3%減)、経常利益は6600万円(同77.7%減)で、純利益はゼロ(同99.9%減)。期末配当は見送り(前期は34円配)となった。
この結果についてサニーサイドアップでは、景気後退の影響からPR事業においてスポット案件の受注が減少したこと、SP事業においてキャラクターグッズ等のOEM制作などによる受注規模が縮小したことが、売上高の減少に結びついたと分析している。