リクルートHD、2020年決算はほぼ横ばいの増収減益 新型コロナの影響は限定的
株式会社リクルートホールディングスは、2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の業績を発表した。
【連結経営成績】
売上収益 :2兆3994億6500万円(前年同期比 3.8%増)
営業利益 :2060億1100万円( 同 7.7%減)
税引前利益 :2261億4900万円( 同 5.7%減)
当期利益 :1798億8000万円( 同 3.2%増)
第4四半期においては、新型コロナウイルス感染症の影響を一部受けたものの限定的で、HRテクノロジー事業は引き続き増収だったが、メディア&ソリューション事業および人材派遣事業は減収減益だった。これは主に、メディア&ソリューション事業の海外販促分野および人材派遣事業の豪州におけるのれんおよび無形資産の減損損失310億円を計上したことによる。ただし通期では、メディア&ソリューション事業および人材派遣事業は増益となっている。
これらの結果、当連結会計年度における売上収益は3.8%増ながら、営業利益は7.7%減となった。