電通、7月度単体売上高発表 雑誌、新聞広告の不調際立つ
株式会社電通は10日、平成21年7月度の単体売上高を発表した。
それによると全社売上高は前年同月比の14.7%減の1000億6500万円。
媒体別の売上はマスメディアでは、新聞が98億200万円で前年比28.1%減、雑誌が32億4800万円で同28.9%減、ラジオが16億3200万円で同15.7%減、テレビが535億3600万円で8.7%減。特に新聞、雑誌の不調が際立つ結果となった。
マスメディア以外では、インタラクティブメディアが22億6200万円で前年比19.5%増と唯一売上を伸ばしたものの、OOHメディアが28億5500万円で同21.8%減、クリエーティブが98億800万円で同23.3%減、マーケティング/プロモーションが117億700万円で10.3%減、その他が52億1200万円で同26.1%減。
営業所別では、東京本社が824億5200万円で前年比12.8%減、関西支社が147億2100万円
で20.6%減、中部支社が28億9100万円で31.1%減となった。