ADK、業績予想を下方修正 マス広告媒体市場の軟化・広告代理店間の競争激化により
株式会社アサツー ディ・ケイは、平成21年2月13日に公表した、平成21年12月期の業績予想を修正した。
通期の連結業績予想は、売上高が前回発表より302億円マイナス(7.7%減)の3630億円、営業利益が前回発表より25億円マイナス(80.6%減)の6億円、経常利益が前回発表より24億円マイナス(49.0%減)の25億円、当期純利益が前回発表より16億円マイナス(64%減)の9億円となった。
大幅な業績下方修正の理由として、国内マス広告媒体市場の軟化と、広告代理店間の競争の激化のため、同社単体の売上総利益の減少を挙げている。
人件費を中心とした販売費・一般管理費の圧縮に努めたものの、売上総利益の減少が大きく響き、かつ売掛債権の貸倒引当金の計上などにより、厳しい見通しとなった。