オリコム、交通広告キャンペーンの「到達率推定モデル」を独自開発
株式会社オリコムは、独自の「交通広告キャンペーン到達率推定モデル」を開発したことを発表した。複雑に路線・駅の絡んだ首都圏で、多くのユニットを用いて展開する交通広告キャンペーンでも、トータルな「広告到達率」を推定できるという。
広告到達率は、調査対象広告のいずれかを掲出開始日から調査日までの間に「見た」または「見たような気がする」と回答した人の割合。推定広告到達率は、広告到達率に影響を与える出稿金額や業種などの要素(カテゴリ)を数値化(カテゴリースコア)し、モデル式にあてはめて算出する推定値となっている。
同社では、交通広告効果測定調査「交通メジャー」を使い、2006年から13年間・249キャンペーンを扱っている。この事例をもとにモデル開発を行った。検討している交通広告キャンペーン・プランを各カテゴリにあてはめ、該当するカテゴリスコアを平均値(39.8%)から足し引きすることで、推定広告到達率を算出する。