アウンコンサルティング、アセット事業が不振で増収ながら減益で赤字に 2020年3Q決算

アウンコンサルティング株式会社は、2020年5月期第3四半期の業績(2019年6月1日~2020年2月29日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :14億5000万円(前年同期比 4.0%増)
営業利益   :マイナス4500万円(前年 マイナス2000万円)
経常利益   :マイナス4100万円( 同 500万円)
四半期純利益 :マイナス4800万円( 同 400万円)

マーケティング事業では、成長分野である多言語(日本語以外の言語)プロモーション領域において、官公庁・自治体関連の入札案件への参加および、セールスプロモーションの強化など、新規営業に注力。当第3四半期連結累計年度においては、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、インバウンド関連の広告出稿の停止等の影響が発生したが、官公庁・自治体関連の入札案件およびその他一部の業界においては、広告出稿の停止は発生しておらず、今後も継続的な出稿を見込んでおり、事業売上高は14億3443万円(前年同期比9.7%増)、セグメント利益は1億0805万円(前年同期比10.8%増)となった。
一方アセット事業は、フィリピンの連結子会社が保有する販売用不動産の売却および、顧客保有物件の転売が売上拡大に寄与したものの、フィリピン国内の物件価格上昇、フィリピンペソの円高推移により、売上および利益はマイナスで推移した。この結果、事業売上高は1571万円(前年同期比81.9%減)、セグメント損失は2520万円(前年同期はセグメント利益518万円)だった。