マルチスクリーン時代の消費者行動を探る
PC、スマートフォンにとどまらずタブレットやTV、ゲーム端末など様々なデバイス(スクリーン)がインターネット接続機能を持つようになり、消費者がインターネット上のコンテンツやサービスを利用できる環境が劇的に変化しています。
トリプルスクリーンとよばれる、テレビ、PC、モバイルという組み合わせを考えるにとどまらず、より広い視野を持って消費者のデジタル行動のトレンドを把握することが、今後ますます重要になってきます。いったい消費者は、「どのスクリーンから」「何を視聴し」、「どんなサービスを利用」しているでしょうか?本コラムではニールセンが行ったマルチスクリーン(7つのスクリーン)の利用動向調査「デジタルコンシューマーデータベース」をもとにスクリーンとコンテンツの関係を探っていきたいと考えています。
ご挨拶
ニールセン株式会社(旧ネットレイティングス)は1999年よりPCによるインターネットの視聴行動に着目し、インターネット視聴率を初め様々なデータを提供しております。一昨年からはスマートフォンの利用動向を把握するための定点調査レポート:ニールセン スマートフォン メディア利用実態調査レポートの提供開始しました。また、今後、実際のログデータに基づいたスマートフォンの視聴行動計測、分析する新サービスMobile NetViewの提供を始める予定でいます。
今回は、インターネットの利用動向を長年追いかけてきた弊社アナリストが、PC、スマートフォンの枠にとらわれず、より大きな視点をもって消費者の視聴行動に注目していきます。
バックグラウンド
「ニールセン株式会社はニールセン、トランスコスモス株式会社などの出資による合弁会社です。ニールセンの消費者視聴行動分析部門の日本法人として、視聴者分析、広告分析、ソーシャルメディア分析の3つのソリューションを通じて、お客様のビジネスにおける重要な意思決定を支援するデータ、分析、インサイトを提供しています。製品やサービス、及び分析結果のインサイトについては、広告主企業、メディア運営企業、Eコマース企業、広告会社より高い信頼性の評価をいただいております。」
■ニールセン株式会社: http://www.netratings.co.jp/
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主な実績(講演、受賞、著書など)
Web広告研究会 セミナー
テクマトリックス CRM Forum ソーシャルCRMトラック
AdTech Tokyo 2010-2012 スポンサードワークショップ
AdTech Tokyo 2010-2012 ガイドブック巻末ホワイトペーパー執筆
他、インターネット、スマートフォン、ソーシャルメディアの動向を中心に新聞、雑誌、TV取材など多数