D2C・DXニュース編集部コラム
こんにちは、D2C・DXニュース編集長の清水です。
こちらでは、ニュース編集部の独自取材や小話、コラム関連のお知らせなどをご案内させて頂きます!
ad:tech東京スピーカー 売れるネット加藤氏と対談 「“倍返し”できるクリエイティブを紹介する予定です」
広告ニュースをご覧の皆様こんにちは、広告ニュース編集長の清水です。
本日、記事でもご紹介させて頂きました通り、株式会社売れるネット広告社の加藤公一レオ氏がアドテック東京の公式セッションスピーカーに選出されましたね。
そこで、今回のアドテック東京2013に向け意気込みなどインタビューしてみました!
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清水:今回はアドテック東京公式セッションスピーカーへの選出おめでとうございます。今回でアドテック登壇は4回目ですかね?
加藤:ありがとうございます。
ハイ、アドテック東京が3回、アドテック九州が1回の合計4回目となります。
清水:加藤さんは、アドテック東京2012とアドテック九州2013で2連続スピーカー人気“1位”となっていますが、なぜだと思いますか?
加藤:ズバリ、明日から使える“実践的”なダイレクトマーケティングについて
話してきたからだと思います。
世の中のあらゆる業界が“マイナーチェンジ”で進化しているのに、
マーケティング業界だけは“フルモデルチェンジ=すばらしい事”とされ、
みんながみんな“新しさ”だけを追求している。“バズワード”もどんどん出
てきています。
でもデジタルマーケティングは、決して特殊なものではありません。
実際のところ、マーケティングの“本質”はこの10年間変わっていないし、
今後10年もそこまで変わりません。
デジタル時代になったからといって、人間の本質が変わるわけではないし、
この変わらない人間のインサイトを見抜くことができるマーケターが
勝っていくと思っています。
マーケティングの本質はやはり「売れる」環境づくりを創ることである
清水:でもアドテック=ad:techの“tech”の部分って
“technology=テクノロジー”のことですよね?
加藤:本来はそうなんでしょうけど、“technology=テクノロジー”以上に
私が大事だと思うのは“technique=テクニック”だと考えます。
つまりは、どんなにテクノロジーが進化しても“人間”が商品や消費者を
しっかりと見極め、売るための企画を徹底的に「考え/実践/検証」する
必要があります。
欧米に比べて、日本が進んでいるのはモバイルだけではない。
洗練された消費者を相手にしている日本のクリエイティブも、
半永久的にお客様とリレーションを取り続ける日本の単品通販のCRMモデルも、
非常に進んでいる。
テクノロジーにより効率化された分だけ、人間しかできないプラニングをする
ことにデジタルマーケティングは原点回帰しないといけない。
バズワードやテクノロジーに踊らされない、
人間心理・感情の原理原則を考え抜いたプランニングをする、経験に基づいた
テクニックを駆使する、という「基本」に立ち返ったマーケィングこそが、
デジタル時代を勝ち抜くうえでの重要なカギです。
私にとってad:techの“tech”の部分は“technique=テクニック”です!(笑)
清水:加藤さんが代表を務める「売れるネット広告社」はあらゆるクライアントを
大成功させたことで有名ですが、そのノウハウはどこから来るのでしょうか?
加藤:実はデジタルマーケティングにおいて、その売るためのヒントは意外なことに、
過去のアナログマーケティングとりわけ「ダイレクトマーケティング」にあります。
たかが十数年の歴史しかないネットに比べて、ダイレクトマーケティングには
100年の歴史があり、そこには先人が命がけで貯めてきた貴重な知恵や
ノウハウがあります。
だから社員には、次世代マーケティング論やテクノロジー論を研究するよりも、
ダイレクトマーケティング論を研究することを推奨しています。
テクノロジーによって消費者と近づきやすくなった時代に、
先人たちがやっていた知恵やノウハウを再発見して再度活かすことが重要です。
日々どんどん新しいメディアが生まれてくるが、必ずしもそこで行うことが
常に新しくある必要はなく、先人たちの成功と失敗、
つまりは過去からの学ぶことによってデジタルマーケティングはより強くなっていくのです。
私はあらゆる通販広告主のネット事業を大成功させてきたことで知られているが、
正直なところ、私のノウハウは私がゼロから考えた手法ではありません。
ネットが登場する100年の前から偉大な先人ダイレクトマーケターの知恵やノウハウを、
ネットという世界に適用(逆輸入)させてきただけです。まっ、パクリですわ(笑)
今後も新しいデジタルメディアがどんどん出てくるだろうが、
ダイレクトマーケティングの知恵やノウハウさえ理解しておけば、
この先どんな新しいメディアが出てきても対応できるのである。
先の見えない不況の中で、広告主のデジタルマーケティングに対する
費用対効果(ROI)の意識はどんどん高まり「売りに直結するマーケティング」を
求めてくることは間違いありません。
実際に大手ナショナルクライアントのほとんどがダイレクトマーケティング(通販)に
力を入れ始めたではないですか!
清水:今回の「アドテック東京2013年」に向けた意気込みをお聞かせください。
加藤:まず人気スピーカー1位の“3連覇”を狙います!(笑)
というのは冗談で、私がアドテック東京に出る目的には、
ズバリ“売れる”知恵やノウハウを伝授することです。
今年はみなさまに「“倍返し”できるクリエイティブ」を紹介する予定です!!!
清水:本日はどうもありがとうございました。
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