オールアバウト、コンシューマサービス好調で2020年2Qは増収増益 業績予想を上方修正

株式会社オールアバウトは、2020年3月期第2四半期(2019年4月1日~2019年9月30日)の業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :76億7100万円(前年同期比 10.2%増)
営業利益   :1200万円(前年 マイナス4100万円)
経常利益   :1500万円( 同 マイナス6400万円)
四半期純利益 :マイナス5700万円( 同 マイナス500万円)

マーケティングソリューションセグメントにおいては、当連結会計年度において、コンテンツマーケティング受注の低下や、利益率の高いプログラマティック広告売上の減少などが影響し、売上高は15億7900万円(前年同四半期比1.2%減)、セグメント利益は2800万円(同74.6%減)だった。

コンシューマサービスセグメントにおいては、主力の有料サンプリングサービス「ちょっプル」は引き続き堅調に推移。一方で、デジタルコンテンツ販売マーケットプレイス事業において、ディー・エル・マーケット株式会社が運営する「DLmarket」が、2019年6月に運営を終了した結果、売上高は60億9100万円(同13.6増)、セグメント利益は1億5300万円(同182.4%増)となった。

あわせて同社は、業績動向等を踏まえ、2020年3月期通期の連結業績予想(2019年5月9日発表)について、修正を発表した。

【2020年3月期通期の連結業績予想数値の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)】
売上高   :154億0000万円(前回発表 152億7000万円)
営業利益  :2億2000万円( 同 2億1000万円)
経常利益  :2億2000万円( 同 2億0000万円)
当期純利益 :5000万円( 同 8500万円)

第2四半期連結累計期間の実績が、売上高および利益の各指標において計画を上回ったとともに、コンシューマサービスセグメントにおける堅調な推移、マーケティングソリューションセグメントにおけるコンテンツマーケティングの軟調な受注状況、マーケティングプラットフォームポジションへの継続推進投資等の見込みを織り込み、上方修正した。