東京放送HD、前年からの反動で売上横ばいながら減益に 2020年2Q決算

株式会社東京放送ホールディングスは、2020年3月期第2四半期(2019年4月1日~2019年9月30日)の業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :1768億8000万円(前年同期比 0.7%減)
営業利益   :68億0400万円( 同 13.1%減)
経常利益   :118億8000万円( 同 10.1%減)
四半期純利益 :67億3700万円( 同 20.5%減)

化粧品販売が堅調なスタイリングライフグループの増収があった一方で、関東地区投下量が低調推移したためスポット収入が減収となった。タイム収入や無料動画配信収入、催事・興行も反動減があり、前年同期比では0.7%減の減収となった。
前年の大型スポーツ単発に係る制作費や放送権料の反動減などにより、営業費用も減少したが、営業利益は同13.1%減、経常利益は同10.1%減となった。さらに、特別損失に投資有価証券評価損が計上されたことや、前年の投資有価証券売却益の反動などにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は同20.5%減となった。