電通PR・企業広報戦略研究所、就活生1000人を対象に「採用ブランディング調査2020」を実施

株式会社電通パブリックリレーションズの企業広報戦略研究所は、「採用ブランディング調査2020」の結果を発表した。
調査時期は2019年6月28日~7月1日で、いわゆる就職活動生(就活生)1000人から回答を得ている。調査にあたっては、独自モデル「採用ブランディングモデル」を利用し、「人的魅力」「事業的魅力」「商品的魅力」「就業的魅力」の4魅力3領域、計12項目からなる「採用版・企業魅力度」、さらに「採用活動」「社会トレンド」について分析を行った。
まず「採用版・魅力度」を魅力別で見ると、1位「就業的魅力」(31.3%)、2位「事業的魅力」(28.6%)、3位「人的魅力」(26.1%)、4位「商品的魅力」(14.0%)の順。入社予定の企業に感じた魅力の1位は「勤務条件・待遇(勤務地/福利厚生など)」で、「職場風土」「社員」を上回っている。 「グローバルに活躍」「実力主義な職場風土」よりも「充実した待遇」「アットホームな職場風土」に魅力を感じる就活生が多かった。一方で、入社予定の企業について不足していた情報は、1位「勤務条件・待遇」、2位「職場風土」、3位「事業の将来性」などが多かった。
また、採用活動について就活生が感じた魅力の1位は「丁寧な採用担当者の対応」で、「現場社員との接点」「質疑応答のしやすさ」を上回った。
なお就活を通して企業の印象が変わった経験がある人は86.2%。就活を通して企業を「好きになった」74.6%に対し、「嫌いになった」45.7%も存在した。

企業広報戦略研究所
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