サイバーエージェント、販促領域に特化したクリエイティブ専門組織を新設

株式会社サイバーエージェントは、インターネット広告事業において、企業の販売促進活動支援の更なる強化を目的に、専門のクリエイティブ研究組織「Local Technology Creative Center(ローカル テクノロジー クリエイティブ センター)」を新設した。また、これに伴い、プランナーおよびデザイナーの積極採用を開始することも発表した。
スマートフォンの普及により、オンラインとオフラインを横断したユーザーの消費行動が進む中、実店舗を保有する企業もしくは店舗を販売チャネルとする企業においては、テレビCMや新聞・折込広告などの紙媒体による店舗集客や販売促進を補完または代替する手法として、インターネット広告の活用が増えつつある。
同社では販促領域のインターネットシフトを見越し、近年、企業の販促活動の支援を目的とした「O2O戦略部門」(O2O広告:(オンラインからオフラインを繋ぎ、来店促進および店舗での商品・サービスの販売促進を目的に出稿するインターネット広告)および、インターネットマーケティングを基軸に戦略立案から企画、メディアプランニング、クリエイティブ、広告運用までを行う専門組織「次世代ブランド戦略室 販促部門」、LINEを活用し来店促進を図る専門組織「販促革命センター」などの専門組織を立ち上げ、支援を行っている。
今回、販促領域の更なる支援強化を目指し、新設したクリエイティブ組織「Local Technology Creative Center」では、データとテクノロジーを活用しインターネット(オンライン)から実店舗(オフライン)に“人を動かす”広告表現の研究・開発・制作を行っていく。
なお、これに伴い同社は、実店舗を保有する企業の宣伝・販促担当者を対象に、実店舗における来店・購買のデジタル化の実現をテーマとしたカンファレンス「販促テクノロジーカンファレンス」を2018年10月26日(金)に開催。様々なプラットフォーマー等をゲストに迎え、インターネットを活用した販促活動の活用方法などについて、実例をもとに伝える予定。