国内YouTuber市場、2017年は前年2倍超の219億円 チーム型や女性のYouTuberが活躍

株式会社サイバーエージェント連結子会社の株式会社CA Young Labは、国内YouTuber市場動向の調査結果を発表した。株式会社デジタルインファクトと共同で、ヒアリングやデータ分析を行ったもの。調査時期は2017年10月~12月。
それによると、2017年の国内YouTuberの市場規模は219億円で、前年比約2.2倍に成長する見込み。人気YouTuberが配信する動画コンテンツの継続的な高い視聴数と、新たなYouTuberの緩やかな増加にあわせて、YouTube広告の収入が引き続き増加傾向が見られるという。タイアップ広告収入が成長を牽引。スマートフォンゲーム会社による出稿増が一段落する一方で、非ゲームアプリ、家電、子供向け商材、エステやコスメなどのプロモーション需要が増加し、多様化が見られた。
1万人以上の登録者数を持つYouTubeチャンネルは毎年150%以上の急成長を見せ、2017年は4,000件以上。一方、100万人以上の登録者数を持つチャンネルは63件に留まっている。2017年は、複数人数でコンテンツを配信するYouTuberや、女性YouTuberの活躍が顕著だった。