博報堂生活総研(上海)、中国の生活者エネルギーを「銜能」と命名

博報堂生活綜研(上海)は、起業や副業を始めた中国の生活者が、消費行動を大きく変える動きをしているエネルギーを「銜能(ゲンノウ)」と命名した。「銜(ゲン)能(ノウ)」は、「タイトル」と「エネルギー」を意味する造語。
中国では近年、インターネットやスマートフォンを活用し、自分の趣味や特技を起点に、起業・副業を始める生活者が急増しているという。これについて博報堂生活綜研(上海)は、中国伝媒大学広告学院と共同研究を実施。そのエネルギーを「銜能」と命名した。
「銜能」は、生活者の消費行動に変化を起こしており、「自分目線」と「社会目線」という「2つの目線」を持つ生活者が増えているという。また、「銜能」を担う生活者たちが、企業に対し新しい商品やビジネスの視点を提供するようになっていくと考察されている。
博報堂生活綜研(上海)は、今後も考察を継続して進め、新たな提言を行う方針。