DMSとエイジアが業務提携 マーケティングオートメーションを活用したEC販促支援

株式会社ディーエムエスと株式会社エイジアは、マーケティングオートメーションを活用したEC(電子商取引)事業者向け販促支援サービスの共同提供を目的に、業務提携契約を締結したことを発表した。

業務提携契約の背景には、近年消費者の行動様式やニーズは多様化し、企業起点の一方的な情報発信では顧客にメッセージが届きにくくなってきている背景があり、そこで、顧客の行動を起点に、メール、DMなど複数のチャネルを活用してマーケティング施策をOne to Oneで自動実行できるマーケティングオートメーションに注目が集まるようになってきたことがある。

エイジアのメールマーケティングに関連する技術やノウハウと、ディーエムエスのDMを中心としたダイレクトマーケティング支援ノウハウを生かし、「アナログとデジタルの組み合わせ」で、EC事業者の売上向上を促進させるダイレクトマーケティング支援サービスを共同で提供するため、業務提携を行うことにしたという。

エイジアはディーエムエスに、マーケティングオートメーション「WEBCAS Auto Relations」のOEM提供を行い、ディーエムエスは、自社ブランドのマーケティングオートメーション「DMS Auto Relations」を販促支援サービスの一環としてEC事業者に提供し、EC事業者の顧客育成、販売機会の拡充といった販促活動を支援する。

さらに、「WEBCAS Auto Relations」および「DMS Auto Relations」と、ディーエムエスのDM発送拠点である業務センターをデータ連携させることで、メールを配信する感覚でDMを自動発送できる仕組みの構築に共同で取り組んでいく。