トランスコスモス、長崎県立陸上競技場のネーミングライツを取得

トランスコスモス株式会社は、長崎県が施設の有効活用、新たな歳入確保、施設のサービス維持・向上を目的として公募した、長崎県立総合運動公園陸上競技場のネーミングライツを取得したことを発表した。2016年8月1日より、同競技場の愛称は「トランスコスモススタジアム長崎」となる。

トランスコスモスは、2015年5月25日に「BPOセンター長崎」を開所し、総務・人事・経理などを中心としたコーポレートバックオフィス業務を提供してきた。地方型サービスの展開を強化するにあたり、地域社会の活性化・発展に向け貢献していきたいと考え、今回のネーミングライツ・パートナーに応募。長崎県立総合運動公園陸上競技場は、トランスコスモスがマスコットスポンサーを務めるV・ファーレン長崎のホームスタジアムであり、ネーミングライツ・パートナーとなることで、長崎県のスポーツ事業振興にさらに寄与できるものとの考え。

トランスコスモスは、事業の原点として「People&Technology」を掲げており、地域とのエンゲージメントはサービスを提供するうえで非常に重要な要素との位置づけから、今後も、雇用創出を通じてさらなる地域社会の活性化・発展に貢献していくとしている。

長崎県知事 中村 法道氏は「トランスコスモス株式会社におかれては、BPO事業のサービス拠点施設として『BPOセンター長崎』を設置され、本県の雇用の場の創出にご貢献いただいております。加えて、今回、長崎県立総合運動公園陸上競技場のネーミングライツ・パートナーとして、長崎県の地域振興や都市公園施設のサービスの維持向上にご貢献いただくことになりました。あらためて、心から感謝申しあげます。県としましては、本施設が『トランスコスモススタジアム長崎』の愛称とともに多くの皆様に親しまれ、今まで以上にスポーツ振興の拠点となるよう努力してまいります。」とコメントしている。

■長崎県立総合運動公園陸上競技場 概要
所在地:長崎県諫早市宇都町27-1
延床面積:約2.97万m2
収容人数:約20,000人