サイバーエージェント、ユーザーの趣味嗜好に応じた商品のバナーを自動生成してLINEで配信するサービスを提供

株式会社サイバーエージェントでアドテク分野のサービス開発を行うアドテクスタジオは、LINE ビジネスコネクト(※1) 向け配信ツール「CA-Link(シーエーリンク)」で、ユーザー一人一人の趣味嗜好に応じた商品のバナーを自動生成しメッセージ配信する機能「Link Dynamic Banner(リンクダイナミックバナー)」の提供を開始した。
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社が提供する、リアルタイム・レコメンドメールサービス「レコガゾウ」と連携することで実現した。

「CA‐Link」は、LINE株式会社が提供する法人向けサービス「LINE ビジネスコネクト」を活用したスマートフォンマーケティングプラットフォーム。企業が保有する顧客データを用いて、ユーザーセグメントを作り、特定のユーザーセグメントに対して、メッセージを最適なタイミングで配信することができる。

今回の連携により、追加した新機能「Link Dynamic Banner」では、ユーザーの閲覧・購入履歴などの行動情報をもとに、一人一人に適したおすすめ商品のバナーを自動生成し、リッチメッセージで配信することができる。「この商品を見た人は、こんな商品を見ています」「この商品を購入した人は、次にこんな商品を購入しています」など、ユーザーの閲覧・購入の相関に基づき、一人一人に最適な商品を提案することができる。

※1 LINE ビジネスコネクトとは、LINE株式会社が、LINE公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービス。「LINE ビジネスコネクト」を活用することにより、従来の企業公式アカウントのような、LINEユーザーへの一方通行のメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができるようになる。さらに、ユーザーの同意のもと、企業の持つ既存のデータベースや、自社システムとLINEアカウントを連携させることで、メッセージ配信ツールとしての域を超え、CRM(顧客管理)ツールや、業務ソリューションツールとしての利用も可能になる。なお、LINEでは、LINEアカウントに紐付いた各企業の顧客データを保持しない。