東急エージェンシー、ビッグデータ購買・行動分析ツール「TargetFinder」販売開始

株式会社東急エージェンシーは7月10日、購買・行動分析ツール「TargetFinder(ターゲット・ファインダー)」をロジックデザインと共同開発したことを発表。販売とコンサルティングサービスの提供を開始した。
「TargetFinder」は、小売業・サービス業など、ビッグデータ(大規模顧客データ)を保有している企業が、顧客の購買や行動をもとに、より効率の良いマーケテイング施策を行うための分析ツールだ。産業技術総合研究所が開発した「APOSTOOL」をベースとしている。
「確率的潜在意味解析」(PLSA)と呼ばれる分類手法を使い、従来のデモグラフィック属性や心理特性などによるセグメント手法とは異なり、購買・行動データをもとに分析するのが特徴で、プライバシー情報を一切使用しないでも、顧客の嗜好性に対応したクラスタ分類が可能。