トライステージ、14年2月期決算は増収増益 純利益51%増

株式会社トライステージは3月31日、2014年2月期(2013年3月1日~2014年2月28日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :360億2300万円(前年比 6.5%増)
営業利益  :7億7500万円( 同 56.1%増)
経常利益  :7億7700万円( 同 54.4%増)
当期純利益 :3億7400万円( 同 51.1%増)

ダイレクトマーケティング支援事業については、収益性の低い取引の見直しおよび仕入コスト削減等により収益性改善に努めた。上半期においては会員誘導型の取引が好調に推移したが、下半期においては減少。既存の大手顧客企業の出稿量が減少しており、収益性が低迷したとのこと。WEBビジネスについては、6月に設立した株式会社トライズデジタルベースにて、インターネット広告支援を開始し、顧客企業の獲得に取り組んだ。この結果、売上高は282億6527万2千円(前年同期比8.3%減)、営業利益は7億9581万3千円(前年同期比56.3%増)となった。
ダイレクトメール発送代行事業については、顧客企業からの受注が好調に推移。前期は連結対象期間が5か月間であるのに対し、当期は12か月間が寄与したことから、売上高は77億8515万4千円(前年同期比158.9%増)となったが、営業損失2041万3千円(前年同期は1228万2千円の損失)となった。
その結果、売上高は前年同期比6.5%増ながら、販売費および一般管理費について、主に貸倒引当金が前年同期に比較し大幅に減少した結果、営業利益は56.1%増、経常利益は54.4%増となった。また、特別損失として本社移転費用等を計上したことから、当期純利益は3億7400万円で前年同期比51.1%増となった。