大広、マレーシア広告会社 ISCと業務提携

株式会社大広は、2014年1月29日の取締役会において、マレーシアの独立系有力広告会社のISC Innovators Sdn Bhd(社長:Austen Zecha)(以下、ISC)とマレーシア市場において、包括的な業務提携について決議し、2月18日に調印したことを発表した。

同社は業務提携の背景を、大広グループにおいてマレーシア地域に対する取引先企業からのマーケティング活動支援ニーズが急速に顕在化しており、海外ネットワーク強化のための戦略・体制構築の早期実現を図ることで、取引先企業の支援をしていくため、としている。
今後、大広は両社のソリューション・ノウハウの連動に限らず人材交流なども行っていくとしている。

ISCは正式にマレーシア財務省(Ministry of Finance/Treasury)に登録されているマレーシアで数少ない広告会社の一つで、世界の独立系広告会社 80 社で構成される ICOM Network のメンバーであり、創業者のAusten Zecha社長は、マレーシア広告業界で 40年の経験があり、重鎮として知られています。1974年にマレーシアで初の広告会社設立、1994年には現ISCの前身にあたるIntegrated Strategy Communicationsを立ち上げ2001年多国籍クライアントの獲得の為 TBWAと資本提携。 2012年マレーシア民族資本100%の広告会社ISCとして再創業、マレーシア市場に進出が加速している日系企業のビジネス拡大に取り組んでいる。