RKB毎日放送、14年3Q決算を発表 放送事業収入は前年並み

RKB毎日放送株式会社は、平成26年3月期第3四半期決算を発表した。

<平成26年3月期第3四半期の連結業績>
(平成25年4月1日~平成25年12月31日)
売上高:177億円(前年同期比1.1%増)
営業利益:11億3,700万円(同 5.6%減)
経常利益:12億2,800万円(同 2.7%減)
四半期純利益:7億3,300万円(同 1.1%増)

主たる放送事業収入は前年並み。システム関連事業は受注が好調で、収入は前年を上回った。一方、費用面では放送設備などの保守費や番組費などが増加した。なお、四半期純利益は前年度にあった特別損失の減少により増益となっている。

セグメント別の状況は次のとおり。

<放送事業>
収入120億6,000万円(前年同期比0.1%減)、営業利益6億9,200万円(同 19.7%減)となった。
テレビ部門は、収入105億2,200万円(同 0.5%減)となった。タイム収入は0.7%増と前年並みとなったが、スポット収入は1.0%減となった。業種別では、通信・放送、輸送機器、アルコール飲料、住宅・建材などが伸びたものの、食品、化粧品・洗剤・トイレタリ、卸売・小売などが落ち込んだ。
ラジオ部門は、収入15億3,800万円(同 2.8%増)となった。タイム収入は0.2%増、スポット収入は8.8%増となった。

<システム関連事業>
収入31億3,500万円(前年同期比 6.9%増)、営業損失5,200万円(前年同期は1億4,600万円の損失)となった。
収入については、自治体向けの受注が好調で増収となった。依然、価格競争の厳しさはあるものの、受注条件対策や終始管理を徹底して行い、利益面では前年同期より大幅に改善した。

<不動産事業>
テナント収入の減少により、収入7億7,500万円(同 3.6%減)、営業利益5億2,900万円(同 4.8%減)となった。

<その他事業>
収入17億2,800万円(同 1.5%増)、営業損失2,700万円(前年同期は営業損失6,200万円)となった。