トライステージ、14年2月期3Q決算は増収増益

株式会社トライステージは、平成26年2月期第3四半期決算を発表した。

<平成26年2月期第3四半期の連結業績>
(平成25年3月1日~平成25年11月30日)
売上高:277億6,300万円(前年同期比12.5%増)
営業利益:6億6,700万円(同 100.7%増)
経常利益:6億6,700万円(同 96.8%増)
四半期純利益:3億6,300万円(同 114.7%増)

セグメント別の業績は次のとおり。

<ダイレクトマーケティング事業>
収益性の低い取引の見直し、および仕入コスト削減などにより、収益性改善に努めた。一方、「新業種・新領域顧客企業の発掘と育成」に取り組み、上半期において会員誘導型の取引が好調に推移した。しかし、現状の会員誘導型の取引には季節性があり、第3四半期会計期間においては減少している。また、既存の大手顧客企業の出稿量が減少しており、収益性が低迷している。
Webビジネスにおいては、6月に設立した株式会社トライズデジタルベースにて、インターネット広告支援を開始し、顧客企業の獲得に取り組んでいる。
国際ビジネスにおいては、ベトナム、台湾に続き、9月にマレーシアでの通販支援を開始した。
この結果、売上高は221億4,537万5,000円(前年同期比5.3%減)、営業利益は6億9,409万9,000円(同 101.9%増)となった。

<ダイレクトメール発送代行事業>
メールカスタマーセンター株式会社において、ゆうメールおよびメール便の取扱通数の規模を活かした安定した仕入れの下、顧客企業からの受注が好調に推移した。前期は連結対象期間が2ヶ月間であるのに対し、当期は9ヶ月間が寄与したことから、売上高は56億4,030万6,000円(同 333.8%増)、営業損失は2,672万9,000円(前年同期は1,125万5,000円の損失)となった。