セーラー広告、2022年3月期通期業績予想を上方修正 特別損失計上も経常利益は前回予想の3倍

セーラー広告株式会社は、2022年3月期決算において特別損失(減損損失)を計上することを発表した。また、2022年3月期の通期連結業績予想(2022年3月15日発表)を修正したことも発表した。

【特別損失の計上】
同社グループの保有する固定資産のうち、徳島支社の事業用資産について将来の回収可能性を検討した結果、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損処理を行い、第4四半期連結会計期間において減損損失6700万円を特別損失に計上するもの。

【2022年3月期 連結業績予想数値の修正(2021年4月1日~2022年3月31日)】
総売上高 : 66億7200万円(前回発表 65億円)
営業利益 : 5900万円( 同 1000万円)
経常利益 : 7500万円( 同 2500万円)

前回の業績予想公表以降年度末までに、地元企業の年度末に向けたプロモーション活動を想定よりも多く受注することができたほか、年度末に向けて官公庁から受託した案件もあり、総売上高が前回予想比1億7200万円増の見通しとなった。また、受注案件の増加により営業利益・経常利益もともに前回予想から増加する見通し。