カゴメ、2022年12月期1Q決算は純利益が前年同期10%増

カゴメ株式会社は、2022年12月期第1四半期の連結業績(2022年1月1日~2022年3月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上収益 :441億4400万円(前年同期比 5.8%増)
事業利益 :21億8400万円( 同 0.0%増)
営業利益 :22億2600万円( 同 9.2%増)
四半期純利益 :14億9200万円( 同 10.1%増)

【通販セグメントの業績】
売上収益 :28億9400万円(前年同期 28億1600万円)
事業利益 :1億3800万円( 同 3億300万円)

売上収益について、2022年4月1日より一部のトマト調味料の出荷価格を改定したことに伴う駆け込み需要もあり、国内加工食品事業は増収。国際事業も、外食需要が堅調でKAGOME INC.(米国)を中心に増収となった。事業利益については、増収による増益があったものの、原材料や物流費の高騰などの影響により、前年同期と同水準だった。
国内加工食品事業の通販カテゴリーでは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うECチャネルの利用拡大により、野菜飲料、サプリメント、スープの主要商品が好調に推移。結果的に同カテゴリーの売上収益は、前年同期比2.8%増の28億9400万円となった。事業利益は、主に定期顧客獲得を目的とした広告宣伝費の増加により、前年同期比54.4%減の1億3800万円となっている。