日本テレビHD、2022年2Q決算が好調で利益は倍以上に 純利益も黒字に復帰

日本テレビホールディングス株式会社は、2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :1949億5000万円(前年同期比 11.7%増)
営業利益   :243億4100万円( 同 166.9%増)
経常利益   :277億9700万円( 同 148.2%増)
四半期純利益 :184億4000万円(前年 マイナス56億5600万円)

主事業であるメディア・コンテンツ事業では、東京2020オリンピック・パラリンピックなどスポーツ中継番組の収入、スポット収入の回復により増収となった。生活・健康関連事業も、スポーツクラブに対する休館の要請が限定的であったことから、大幅な増収となった。
これにより営業利益・経常利益は倍以上の増加を見せている。また前年同期に投資有価証券売却益を、特別損失として生活・健康関連事業に係る減損損失を計上していたが、今期はこれらの計上がなく、新型コロナウイルス感染症による損失も縮小したことで、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の赤字から184億4000万円の黒字に大幅回復した。