テレビ東京HD、2022年3月期2Q決算は増収増益 純利益は前年同期比2.8倍に

株式会社テレビ東京ホールディングスは、2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :708億6300万円(前年同期比 17.7%増)
営業利益   :45億800万円( 同 124.3%増)
経常利益   :47億9400万円( 同 122.8%増)
四半期純利益 :30億3700万円( 同 187.5%増)

同第2四半期は、広告出稿に積極的な姿勢を見せる企業もあり、広告収入がコロナ禍の2020年度(2020年4月~9月)だけでなく、2019年度も上回り、売上高は前年同期比17.7%増の708億6300万円となった。一方で、新型コロナウイルス感染防止等に最大限配慮しながら番組等のコンテンツ制作活動を実施したほか、海外展開を中心とするアニメ、ドラマやニュース番組の配信、オンラインイベント事業などいわゆる放送外のライツ事業を成長分野と位置付けて先行投資を増やしたこともあり、営業費用は14.0%増加して663億5500万円だった。
結果的に、売上高の伸びがより大きかったことが寄与し、営業利益は124.3%増の45億800万円、経常利益も122.8%増の47億9400万円、純利益は前年同期の約2.8倍となる187.5%増の30億3700万円となった。