トッパン・フォームズ、2022年2Q決算は収益ともに前年同 livepass子会社化で純利益は前年同期比3倍に

トッパン・フォームズ株式会社は、2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :1072億8600万円(前年同期比 0.4%増)
営業利益   :40億7300万円( 同 1.0%増)
経常利益   :39億3500万円( 同 0.7%増)
四半期純利益 :26億7400万円( 同 197.8%増)

今後の成長領域の中核として位置付けるデジタルソリューション分野では、livepass株式会社を連結子会社化し、共通手続きプラットフォーム「AIRPOST」やハイブリッド配信ソリューション「EngagePlus」などの強化を図った。さらに行政のDXを支援するデジタル・ガバメント関連の取り組みへも注力した。この結果、コロナ禍による需要減やグローバル事業の減収などがあったものの、ワクチン接種関連などのデータ・プリント・サービスやBPOの拡販、デジタルソリューションおよびペイメントサービスの拡大、イベントや感染症対策に関連するIoTおよびサプライ・開発商品の取り込みに加え、コスト削減の影響などにより、ほぼ前年通りの収益を維持した。
また持分法適用会社だったlivepass社の株式を追加取得したことによる特別利益や前期に計上した製造拠点再編にともなう減損損失がなくなったことで、親会社株主に帰属する四半期純利益は197.8%増の26億円と大幅増を記録した。