RKB毎日HD、2022年1Q決算は売上増で黒字に回復 深刻だった前年同期から反動増

株式会社RKB毎日ホールディングスは、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :56億3400万円(前年同期比 23.8%増)
営業利益   :3億3800万円(前年 マイナス2億4100万円)
経常利益   :4億1100万円( 同 マイナス1億6300万円)
四半期純利益 :2億3000万円( 同 マイナス1億2400万円)

主力事業である放送事業収入は、収入38億2300万円(前年同期比35.4%増)、営業利益2億6300万円(前年同期は営業損失2億2200万円)だった。テレビ部門は、収入35億5100万円(前年同期比49.8%増)で、主力商品であるスポット収入は46.7%増だった。タイム収入は前年開催できなかった女子プロゴルフトーナメント「ほけんの窓口レディース」の開催等により13.6%増だった。ラジオ部門は、制作収入は43.4%増加したが、収益認識会計基準等の適用によりスポット収入は39.6%減、タイム収入は51.5%の減収だった。
システム関連事業は、前年同期にあった大口の機器販売がなく売上高が減少し収入11億6000万円(前年同期比2.8%減)だったが、収益認識会計基準等の適用により営業利益2400万円(前年同期は営業損失900万円)だった。
不動産事業は、収入2億5200万円(前年同期比1.2%減)、営業利益2億6400万円(前年同期比1.4%増)とほぼ前年並みで推移した。
これらの結果により、大幅な増収となったことで前年同期の赤字から黒字に回復している