博報堂DYMP、「テレビ番組視聴意識調査2021」を実施

株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、同社のメディア環境研究所が「テレビ番組視聴意識調査」を実施し、若者ほど「テレビ番組」が「とても好き」だという調査結果となったことを発表した。
同調査は全国の15~69才を対象に、テレビ局の制作したドラマ、バラエティ、報道、アニメなどの「テレビ番組」への好意度と視聴スタイルについて調べたもの。
調査の概要と主な結果は以下の通り。

●「テレビ番組」への好意度を「とても好き」「やや好き」「どちらともいえない」「あまり好きではない」「全く好きではない」の5段階で聴取したところ、「とても好き」の割合が「10-20代」で33.9%、「30-40代」は23.9%、「50-60代」は27.2%となった。

●テレビ番組の視聴機器を聴取(複数回答)したところ、10-20代で最も多いのは「テレビ受像機」(63.7%)だが、上の年代に比べると低く、「スマートフォン」が54.6%と過半数。その他「パソコン」(21.1%)、「タブレット」(16.3%)など、様々な機器で視聴していることがわかった。また、この世代がテレビ番組の視聴に「『最も』よく利用する機器」は「テレビ受像機」で53.6%、次いで「スマートフォン」が34.7%となった。

●50-60代はテレビ番組を見る方法が「リアルタイム放送」(80.1%)と「ビデオ録画」(57.9%)に集中している。一方、10-20代は「リアルタイムのテレビ放送」が67.1%と最も多いが、「無料動画」(44.4%)、「見逃し配信サービス」(37.2%)、「有料動画配信サービス」(37.0%)も他の年代に比べて多く、多様な方法で視聴している結果となった。

●調査概要
調査エリア:全国
調査方法:インターネット調査
調査対象者:15~69歳の男女
サンプル数:1175サンプル
調査期間:2021年5月26日~6月2日