共立印刷、2021年3Q決算は減収減益 前々期・前期より売上高は徐々に回復

共立印刷株式会社は、2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :264億6700万円(前年同期比 19.8%減)
営業利益   :4億2100万円( 同 44.2%減)
経常利益   :2億8600万円( 同 49.1%減)
四半期純利益 :マイナス8億5300万円(前年 2億9000万円)

第1四半期の業績は、売上高が前期比36.9%減・営業損失マイナス3億4500万円、第2四半期の業績は、売上高が前期比21.2%減・営業利益2億4500万円だったが、第3四半期の業績は、売上高が前期比1.8%減・営業利益5億2000万円まで回復した。一方、事業構造を改善するため、9月に旅行関連媒体の制作事業を行う株式会社SICの株式取得時に発生したのれん残高6億2000万円を減損するとともに、設備稼働台数を見直すことにより、固定資産の減損1億4400万円などを計上したことで、親会社株主に帰属する四半期純利益は赤字となっている。