プロトコーポレーション、車両の輸出販売が低調で2021年3Q決算はほぼ横ばいの減収
株式会社プロトコーポレーションは、2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :447億7100万円(前年同期比 0.5%減)
営業利益 :49億2700万円( 同 13.5%増)
経常利益 :48億7300万円( 同 6.3%増)
四半期純利益 :32億2900万円( 同 29.3%減)
2020年上期は不振だった新車販売が、10月以降は前年実績を上回る水準で推移。中古車登録台数も、手軽な移動手段としての需要増を受け好調だった。こうした背景から同社では、主に中古車販売店、整備工場、新車ディーラー等を対象としたプライベートブランド商品・サービスの提供に取り組んだが、車両の輸出販売が低調だったことから、売上高は前年同期比0.5%減となった。
営業利益は、オンライン営業・リモートワークといった効率的な営業活動の推進および経費の見直しを継続的に行ったこと、また、営業赤字となっていた海外子会社の売却や事業撤退を前連結会計年度において実施したことなどにより前年同期比13.5%増、経常利益は6.3%増となった。四半期純利益は、前連結会計年度において不動産の売却による固定資産売却益の計上があったことが影響し、前年同期比29.3%減となった。