アウンコンサルティング、コロナ禍による売上減で赤字幅拡大 2021年2Q決算

アウンコンサルティング株式会社は、2021年5月期第2四半期の連結業績(2020年6月1日~2020年11月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :5億7900万円(前年同期比 40.3%減)
営業利益   :マイナス9200万円(前年 マイナス2900万円)
経常利益   :マイナス9000万円( 同 マイナス2600万円)
四半期純利益 :マイナス4800万円( 同 マイナス3000万円)

マーケティング事業においては、インバウンド領域に注力することで収益拡大を図ってきたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、広告出稿の多くが停止した。アウトバウンドに関しては、強みである多言語分野で付加価値の高いサービスを提供することで需要を取り込み、事業売上高は5億7029万円(前年同四半期比40.4%減)、セグメント損失は143万円(前年同四半期はセグメント利益7128万円)だった。
アセット事業では、今期より新サービスとして、女性向けのオンライン金融学習サポート「Financial Gym」の提供を開始。当第2四半期においては、フィリピンにおける不動産業務を現地の日系不動産会社へ業務移管したこと、および、フィリピンの連結子会社が保有する販売用不動産の売却遅延等により減収となり、事業売上高は874万円(前年同四半期比30.1%減)、セグメント損失は1758万円(前年同四半期はセグメント損失1463万円)となった。