クロス・マーケティンググループ、2020年3Qは徐々に調査が再開するも受注案件数が前年を下回る

株式会社クロス・マーケティンググループは、2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :113億7300万円(前年同期比 11.1%減)
営業利益   :3億0800万円( 同 41.8%減)
経常利益   :3億9400万円( 同 8.3%減)
四半期純利益 :1億2000万円(前年 マイナス9億2600万円)

リサーチ事業については、顧客企業の事業活動や中止・延期されていたオフライン調査が再開され、案件数がじょじょに回復しているが、顧客企業の業績悪化などで案件の受注件数は前年を下回り、事業売上高89億6300万円(前年同四半期比11.9%減)、セグメント利益は11億9300万円(前年同四半期比4.6%減)となった。

ITソリューション事業については、IT系人材派遣業を主とするFITTIO社において登録者数が増加し売上高も増加。主力のクロス・コミュニケーション社(CC社)においては外部企業との業務提携等を積極的に行った。しかし、CC社において新型コロナの影響や大型案件へのリソース集中により、上期における受注活動が一部制限されたことで、計上できる案件数が減少したため、事業売上高は24億0700万円(前年同四半期比5.4%減)、セグメント利益は7000万円(前年同四半期比70.4%減)に留まった。